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第15回 インド人も食べない「インド料理」

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なし 第15回 インド人も食べない「インド料理」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2010-12-23 11:49 | 最終変更
ktakeda1  一人前 居住地: 3-11-13-111, SAKAE-CHO, FUCHU, TOKYO 183-0051  投稿数: 115
8ヶ月ぶりのインド出張から帰ってきた。先週の金曜日の夜だ。しかし恥をしのんで書くが、体調は最悪である。わずか5泊7日の旅でである。15年前に初のインド訪問、その時以来である。

■結婚式に出席して

実は昔から懇意にさせていただいているIT会社経営者のご子息の結婚式である。今回の出張とタイミングがあったので、出席させていただいた。

数えたわけではないが1000人以上の出席者がグループごとに壇上の新郎新婦とご両親に挨拶とプレゼントを渡して記念撮影、これが延々と何時間も続く。



結婚式でお祝いを 



nano君もお祝いにかけつけた 





挨拶を終えた参列者は順番にご飯をいただく。広いダイニングホールに屋台が10数ヶ所。ここに料理が並ぶ。その料理をいただく。もちろん全てを食べるのは無理である。それでも20数種類、少しずついただいた。食べ終えた頃には油で極度の胸焼けである。


筆者の食べたインド料理の一部 





悪いものを食べればお腹を壊して排泄すればそれで済む。しかし油は体内に溜まる。下痢とは反対に便秘も誘発する。これを寝不足の時にやってしまった。
恥としか言いようが無い。

■インド人も食べない「インド料理」

個人的な恥は別にして、インド料理の話である。再度断るが、ここで言うインド料理は企業のランチとかパーティ料理の話である。従業員用にどこの企業でも安いランチを提供する。もちろんベジタリアン料理である。しかし前述のIT経営者などは絶対にその料理に手を出さない。食べるのはライスだけ、おかずは弁当である。インド料理といっても、家庭料理は安全である。筆者も良くその経営者の弁当を食べさせていただいていた。味も柔らかく、油も少ない。こういう野菜料理なら安心である。

インドに慣れた日本人も同じである。以前のNIKKEINETコラム「インドIT見聞録」でも書いたが、日系旨み調味料の会社の日本人経営者もそうである。現場に行った時には仕事だからインド料理を食べる。インド料理に日本の旨み調味料をかけて食べる。旨み調味料の美味しい使い方を見つけるためだ。しかしオフィスで食べる場合は絶対にインド料理を口にはしない。ご自分で弁当を用意して、オフィスで食べる。

彼は言う。「東南アジアでもどこでも、不衛生なものを食べてお腹を壊すことなどいくらでもある。しかしインドではお腹ではなくて身体を壊す」と。

■「インド料理」を食べる日本人長期出張者

このコラムの第2回「インド進出企業はもっと教育を」でも書いた。日本企業のインド進出はたけなわである。筆者は5泊で1回食べただけであるが、駐在員とか長期出張者の生活はどうであろうか。

銀行とか商社なら問題は無い。彼らは海外赴任のノウハウを持っている。しかしせいぜいが中国とか東南アジアに進出した経験くらいしか持たない企業の場合にはノウハウの蓄積が無い。昨日まで日本の工場で働いていた技術者をいきなりインドに送り込む。赴任先の工場には会社が用意した昼食がある。それをインド人従業員と一緒に食べる。日系企業の昼食といっても、専門のケータリング業者が作るインド料理である。不衛生な料理もあるし、油まみれの料理ばかりである。これを毎日食べる。3食共にインド料理という方もおられる。

日本から派遣された技術者達は高い出張手当を貰っているはずだ。インドでは人も羨むような生活が出来る金額であろう。企業が何でそんなお金を出すのか、理由は簡単である。安全な生活をおくるために必要だからである。だから使うべきである。使わないと安全が損なわれる。

その教育が欠けている。「安全」を金で買うのである。ところが会社の昼食を食べて出張費を浮かす。体調不調で良い仕事なんか出来るわけが無い。浮かした出張費を使ってシンガポールとかバンコクに遊びに行く。無駄金である。

2年位前まではチェンナイで日本食弁当を提供している業者は1社しかなかった。それが今では4社に増えた。配達もしてくれる。チェンナイ生活も便利になったものだ。もちろんインドでは目の飛び出るような値段の弁当である。それでも日本企業の出張手当からすれば安いはずだ。



日本食弁当 



サラダもついています 





こんな事を書くと、一部のインドの方からは非難される。「インドに来たからにはインドの生活をするべきだ。インド文化をもっと知るべきだ。日本人はもっとグローバルになるべきだ」と言われる。そんな事は無い。インド人でも難しい食生活を日本人がおくれるわけが無い。逆にインドのベジタリアンの方が日本に来て刺身を食べられるか、それも無理である。身体が受け付けないのだから仕方が無い。

「いつもインド料理ばかり食べていたが、何も問題なかった」と言われる方もいる。しかし半年もたてばコレステロール値は倍になっているし、肝臓は静かにダメージを受けている。
やはり偉そうな事を書いてしまった。

■ご挨拶

今回が今年最後のIT見聞録となりました。6月初めに独自コラムとして再開し、15回目のコラムです。NIKKEINET時代から数えると、除夜の鐘と同じで108回です。恥も煩悩の一つ、除夜の鐘と共に流してくれるでしょう。

このコラムも少しずつ読んでいただける方が増えてきているようで、前号はアクセス回数が3400回を超えました。ありがとうございます。

良いお年をお迎えください。

なお、新年の掲載予定はまだ決めておりません。マイコミジャーナル「インド・中国への羅針盤」の今年最終号が先週分となりました。もし羅針盤の掲載が1月4日(火)になる場合には、見聞録は11日といたします。羅針盤が11日となった場合には4日に見聞録を掲載します。

仮題は「嘘八百のIT見聞録」。新年早々、また恥の報告です。

来週火曜日は久々に「安心で美味しいインド・中国の食」を。

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■ETERNAL TECHNOLOGIES Ltd. 竹田 孝治ktakeda1@eternal-t.com zhutian0312@gmail.com
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